揉み返しは、悪いこと?

マッサージを受けた翌日に、身体が重く感じたり、押された場所に筋肉痛のような感覚が出たりすることがあります。いわゆる「揉み返し」です。
「揉み返しが出るのは、悪いマッサージだったからだ」と思われることがありますが、必ずしもそうではありません。むしろ、普段あまり動かしていない筋肉をしっかりほぐしたあとには、ある程度自然に起こりうる反応です。
運動後の「筋肉痛」に似ています
久しぶりに運動をすると、翌日や翌々日に筋肉痛が出ますよね。あれは筋肉が刺激を受けて、回復していく過程で起こる反応です。
マッサージ後の重だるさや軽い痛みも、これと似た仕組みで起こると考えられています。長い間こわばっていた筋肉が、施術によってしっかりと刺激を受けたことへの、身体の自然な反応です。運動後の筋肉痛と同じように、多くの場合は1〜2日ほどで自然におさまります。
特に、次のような方は反応が出やすい傾向があります。
- 久しぶりにマッサージを受けた方
- デスクワークなどで、長期間コリが蓄積していた方
- 普段あまり運動をしない方
- 初めてタイ古式マッサージ(ストレッチを含む施術)を受けた方
つまり、「それだけ筋肉がほぐされる余地があった」ということでもあります。心配しすぎず、身体が変化している途中なのだと、ゆったり構えていただければと思います。
ただし、「強い痛み」は別です
正直にお伝えします。揉み返しのすべてが「良い反応」というわけではありません。
体調や筋肉の状態に対して圧が強すぎた場合にも、痛みが出ることがあります。ズキズキとした鋭い痛みが続く、あざ(内出血)ができた、日に日に痛みが強くなる——こうした場合は、その日の施術がお身体に合っていなかったサインです。
だからこそ、当店では施術中の力加減の調整をとても大切にしています。
「強く揉まれるほど効く」わけではありません。痛みを我慢すると筋肉はかえってこわばり、逆効果になります。施術中に少しでも強いと感じたら、遠慮なくお伝えください。「イタイ」「ヨワク」など、ひとことで十分です。セラピストはすぐに調整します。次回ご来店の際に「前回すこし強かった」とお伝えいただければ、その記録をもとに調整することもできます。
揉み返しが出たときの過ごし方
- 水分を多めにとる — 施術後はいつもより意識してお水をお飲みください。
- ゆっくり休む — 施術当日は、身体を休める日と考えてください。
- 温める — 湯船にゆっくりつかるなど、身体を温めるとだるさが和らぎやすいといわれています。(※ズキズキした痛みや腫れがある場合は温めず、様子を見てください)
ゆっくり休んで、水分を多めに。それがいちばんの過ごし方です。
こんなときは医療機関へ
- 強い痛みが3日以上続く、または悪化している
- 大きなあざや腫れがある
- しびれが出ている、感覚がおかしい
- 発熱をともなう
当店の考え方
タイ古式マッサージは、「その場の強い刺激」ではなく、時間をかけて全身をゆるめていく施術です。ウィのセラピストは、お客様の身体の状態を見ながら、その日に合った強さで施術します。
初めての方や、久しぶりにお身体のケアをされる方は、カウンセリングの際にぜひその旨をお聞かせください。反応が出にくいよう、初回は控えめの強さから始めるといった調整もいたします。
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